コーヒー粉(豆)の保存方法、保存容器はどんなものがいい?

コーヒー豆とカップ キッチン用品
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あなたはコーヒーを買うときは、コーヒー粉を買っていますか、それともコーヒー豆を買っていますか?

ミルなしのコーヒーメーカーやハンドドリップでコーヒーを淹れている方は、コーヒー粉を購入しているかもしれませんし、ミルを別に持っている方は当然焙煎したコーヒー豆を購入していることでしょう。

ミル付きのコーヒーメーカーを持っている方も当然焙煎したコーヒー豆を買っていると思います。

でも短期間に飲みきれなくて保存となると、コーヒー粉だと1週間位で香りが飛び味も悪くなってしまったという経験はありませんか。

できるだけ香り高い、挽き立ての美味しいコーヒーを飲むためには、コーヒー粉やコーヒー豆をどのように保存するとよいのかを紹介します。

●コーヒーの香りや味を劣化させる要因

コーヒー粉やコーヒー豆は1回分の量だけを買うというわけにはいかないので、残ったものは保存ということになります。

買ったときの袋や缶のまま保存しているということはありませんか?

買ったときの袋などはあくまで入れ物なので、多くは保存には向いていません。

なので、比較的短時間に香りや風味を損なってしまいます。

保存方法を確実にするために、香りや風味が劣化する要因を見ていきましょう。

〇酸化

コーヒーは生鮮食品とも呼ばれるように、非常にいたみやすい食品です。

空気に触れるような保存になっていると、早い段階で酸化が進行して風味や香りが落ちてしまいます。

豆を挽いてコーヒー粉になっている状態では、空気に触れる面積が大きくなるため豆での保存よりも酸化がグンと早くなります。

購入して開封したときいい香りがしていたのが、香りがしなくなってきたという場合は酸化が進んでいるとみていいでしょう。

〇温度

コーヒーが保存されている場所が常温の場所ですと、温度が高いほど酸化が早く進んでしまいます。

温度が低めだと酸化の進行をやや抑えることができます。

〇湿度

コーヒー豆で保存であっても、豆の表面は湿気を吸収しやすいので、酸化を促進する要因になります。

できるだけ乾燥した状態にすることが、長持ちさせる秘訣です。

●コーヒー粉/コーヒー豆の保存方法と保存期間

・コーヒー粉、コーヒー豆の保存方法

コーヒーキャニスター

(コーヒーキャニスター)

コーヒー粉やコーヒー豆を保存するには、香りや味を劣化させる要因である”酸化”、”温度”、”湿度”に影響を受けにくいようにすることです。

それには、キチンと密封できる容器に入れて冷蔵庫で保存することです。

保存容器は、キャニスターと呼ばれるもので防湿や酸化防止のためのフタ付き容器です。

コーヒーに限らず紅茶、煎茶などの茶葉なども保温できます。

材質は、ガラス、陶器、金属、ホーローなどいろいろなものが市販されています。

デザインにも優れたものがあるので、お気に入りのキャニスターを買ってお気に入りのコーヒーを保存しておくのも楽しいです。

・コーヒー粉、コーヒー豆の保存期間

コーヒー粉、コーヒー豆をキャニスターに入れて、冷蔵庫に入れたときの保存期間の目安は次の通りです。

<コーヒー粉>

2~3週間

<コーヒー豆>

焙煎後1ヶ月

●コーヒーを美味しく飲むための保存のコツ

・保存期間に飲み切る量だけを入れる

コーヒー粉で保存する場合、1回に使う量は10g程度ですので1日1杯飲む方は、2~3週間保存するとして140~210g程度をキャニスターに入れて保存することになります。

購入時に大きな袋にすると、保存期間内に飲みきれないので注意が必要です。

一方、コーヒー豆で保存する場合、1回に使う量は15g程度ですので1日1杯飲む方は、1ヶ月保存するとして450g程度をキャニスターに保存しておくとよいことになります。

・小分けして保存する

キャニスターに入れて冷蔵庫に保存しても、取り出すときには毎日フタを開けるので、その短い間でも空気に触れて吸湿するため劣化がすすみます。

なので、小さめのキャニスターに小分けしておくとフタを開けなくてすむものができますので酸化の進行を遅らせることができます。

少し割高にはなりますが、コーヒー粉やコーヒー豆を買うときはできるだけ少量づつにして保存期間をできるだけ短くすることが、香り高いコーヒーを美味しく飲むコツです。

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