ギフモの調理家電デリソフターと圧力鍋の違いをまとめました。
また、使い方やレシピなど気になることを分かりやすく解説しています。
デリソフターと圧力鍋のおおきな違いは、次の2点です。
- 専用カッターの有無
- 調理方法の違い
デリソフターは、高齢の方や小さいお子さまなど、噛む力が弱い方に向けてのやわらか料理ができる画期的な調理家電です。
それでいて、圧力鍋のレシピもできるので、コスパも抜群。
使い方は簡単で、専用カッターの使用と調理モードの使い分けで、やわらかレシピはもちろん、圧力鍋のレシピもこなせますし、炊飯もできます。
この記事を読むことによって、ギモフの調理家電デリソフターと圧力鍋の違い、使い方やレシピなどが分かります。
デリソフターと圧力鍋の違いは?
(引用:デリソフター公式ページ )
デリソフターと圧力鍋は、どちらも圧力調理ができる調理家電ですが、以下の点で違いがあります。
項目 | デリソフター | 圧力鍋 |
圧力の高さ | 2.0気圧(国内最高クラス) | 1.0~2.0気圧(機種によって異なる) |
専用カッター | あり | なし |
調理時間 | 短い | 長い |
調理方法 | 高圧力と蒸気加熱 | 高圧力 |
料理の向き | やわらか食 | 通常の料理(肉や魚、野菜など) |
デリソフターは、高圧力と蒸気加熱のダブル効果で、食材の細胞壁を破壊することなく、食材の形や味を保ちながら短時間でやわらかくすることができます。
短時間でやわらかくするために、調理前に専用カッターでスタンプを押すように隠し包丁を入れるのが圧力鍋の調理とは違っています。
そのため、ご高齢の方や小さなお子様がいる家庭、噛む力が弱い方や、食物繊維を多く摂りたい方などにおすすめです。
一方、圧力鍋は、高圧力のみで調理するため、食材の形が崩れることもあります。
圧力鍋は、調理家電として一般家庭に広く普及しており、肉や魚、野菜など、さまざまな食材に対しての調理モードが豊富でさまざまな料理に活用できます。
でき上りとしては、やわらか食ではなく通常の調理に向いています。
具体的には、以下のような使い分けが考えられます。
- 離乳食や介護食など、食材の形や味を保ちながらやわらかくしたい場合
- 肉や魚の硬い部位を簡単にやわらかくしたい場合
- 料理の時間を短縮したい場合
- 肉や魚、野菜など、さまざまな食材を短時間で調理したい場合
- 煮物やカレーなど、煮込み料理を作りたい場合
デリソフターの使い方
(引用:デリソフター公式ページ )
デリソフターは次の3ステップで簡単に使うことができます。
STEP1:デリソフター専用カッターで食材を切る
肉や魚料理をやわらかくするときは、付属のデリソフター専用カッターで調理済みの肉や魚をスタンプします。
専用カッターでスタンプすることで、肉や魚の繊維を細かく分断するためやわらかく仕上がります。
野菜の場合は、細かく切ることで、食感や風味を楽しむことができます。
STEP2:専用調理皿を内鍋にセット
専用調理皿に食材をのせて、内鍋にセット。
本体内鍋の中に200CCの水を入れます。
STEP3:調理モードを選択し、調理開始
調理モードを選択して調理開始ボタンを押します。
調理モードは、肉、魚、野菜、シチュー、煮物、おかずの6種類です。
あとは、調理が終わるまでほったらかし。
デリソフターでできるレシピは?
デリソフターは、離乳食や介護食など、食材の形や味を保ちながらやわらかくしたいレシピと普通の圧力鍋のレシピと両方が可能です。
デリソフターの調理モードは、以下のようになっています。
- 調理モード1:やわらかく仕上げる
- 調理モード2:やややわらかく仕上げる
- 調理モード3:普通に仕上げる
- 調理モード4:主食を炊く
- 調理モード5:野菜を蒸す
・調理モード1
調理モード1は、肉や魚などの硬い食材をじっくりと火を通すので、柔らかく仕上がる モードです。 肉や魚などの硬い食材を、さらにやわらかく仕上げたい場合に適しています。
・調理モード2
調理モード2は、食材を短時間で火を通すので食感が残るようなモードです。
肉や魚をやややわらかく仕上げたい場合に適しています。
・調理モード3
調理モード3は、食材をじっくりと火を通すので、身がふっくらと仕上がるモードです。
普通の料理に仕上げたい場合に適しています。
・調理モード4
調理モード4は、食材を短時間で火を通すので、食感が残こるモードです。
ご飯やパンなどの主食を炊く場合に適しています。
・調理モード5
調理モード5は、野菜を蒸す場合に適しています。
なので、デリソフターで料理を作る場合は、調理モードで調節することで、食材の硬さや好みに合わせて、仕上がりを調整することができます。
<やわらかレシピの例>
以下に、デリソフターで作るやわらかレシピの例をご紹介します。
- 豚の角煮
- 牛すじ煮込み
- 鶏のから揚げ
- ハンバーグ
- コロッケ
- ミートソース
デリソフターは、摂食・嚥下障害をお持ちの方や、高齢者、小さなお子様など、食べ物を噛み切るのが難しい方にも、美味しく食事を楽しむことができます。
なお、以上のレシピの例は調理モードの選択によって、普通の圧力鍋レシピとしても利用可能です。
★デリソフターの口コミについては、こちらの記事が参考になります👇
「デリソフターの口コミ評判をレビュー!仕組みや圧力鍋との違いは?レシピは何ができるの?」
デリソフターと圧力鍋の違いは?使い方やレシピを分かりやすく解説のまとめ
デリソフターと圧力鍋の違い、使い方やレシピなどについてまとめました。
デリソフターと圧力鍋のおおきな違いは、次の2点です。
- 専用カッターの有無
- 調理方法の違い(高圧力と蒸気加熱VS.高圧力)
デリソフターは、高齢者など噛む力が弱い方に最適なやわらか料理ができるのが大きな特徴です。
やわらか料理だけでなく、圧力鍋のレシピもでき、炊飯もできるのでコスパも抜群。
使い方は簡単で、専用カッターの使用と調理モードの使い分けで、やわらかレシピはもちろん、圧力鍋のレシピも可能です。
次のような方には、調理家電デリソフターがおすすめです。
- 歯が悪く硬いものを噛めない方
- 高齢で普通の料理を上手くのみ込めない方
- 病気や事故で食べ物を上手くのみ込めない方
デリソフターを使うと、家族みんなで同じ食事を食べることができ、作る方も食べる方も嬉しい調理器です。
その上に、しっかり栄養を摂取できるので健康の維持にも役立ちます。
参考になれば幸いです。