象印のコーヒーメーカーといえば、安くても基本的なことはしっかり押さえているので、人気のコーヒーメーカーの一つです。
象印のミル付き全自動のコーヒーメーカーは、どんなだろうかと思う方もいるのではないでしょうか。
象印のコーヒーメーカー珈琲通シリーズで、最上位にあたる全自動コーヒーメーカーEC-RS40が発売されています。
ミル付きでコーヒー豆の挽き割りからスタートして、ドリップまで最大4杯(540ml)までのコーヒーを一度に抽出できます。
保温がいいことで人気がでている魔法ビン構造のステンレスサーバーで、ステンレスメッシュフィルターを採用しています。
でも、購入しようかなと思うと気になるのは、同クラスの他社のコーヒーメーカーです。
同クラスの他社の全自動コーヒーメーカーはいくつかありますが、今回比較するのはシロカのコーン式ミル付き全自動コーヒーメーカーSC-C122です。
SC-C122も最大4杯まで一度に抽出でき、魔法ビン構造のステンレスサーバーでステンレスメッシュフィルターを使っているので、比較相手は申し分ないと思います。
●象印ミル付き全自動コーヒーメーカーEC-RS40で豆本来の味わいを楽しむ
・お湯の熱にこだわり、豆本来の味と香りを抽出
マイコン制御により水をヒーターで2回加熱し、さらに経路にお湯を往復させることによって経路を予熱するので、高温95℃での抽出が可能となりました。
このお湯でコーヒーエキスをしっかり抽出できるように、20秒間じっくり蒸らして抽出するので、豆本来のコクと香りを引き出します。
・4種類の味が調節可能
ミル出口の挽き分けフィルターを付け替えることで、「中細挽き」と「粗挽き」の2段階の挽き目に調節できます。
また、キーを選ぶだけで「ストロング(濃い)」と「レギュラー(普通)」の2段階に濃さを調節できます。
なので、下図のように4種類の味が調節できるので、いろいろな味が楽しめます。
・ステンレスサーバーなので保温性がばっちり
魔法ビンの二重構造で冷めにくいことを期待して買ってみましたが、はやり保温性はばっちりです。
30分位では全然冷えた感じがしませんよ。
抽出したコーヒーが煮詰まらないので、本来の味と香りを長く楽しめます。
・全て外せるので手入れがしやすい
全て外せて洗えることが、購入を決めるポイントとなりました。
ミルケースやフィルターケース、水タンクなど全ての部分が外せて丸洗いができるので、きれいに使えます。
外せることとは違いますが、沸騰したお湯がミル部分を通って流すので、毎日の手入れは本当に楽です。
・2種類のフィルターが使えて味の幅がさらに広がる
紙フィルターを使うとコーヒーの油分を吸着し、またコーヒーの微粉も通しにくいので口当たりが軽やかですっきりとした味わいを楽しめます。
一方、ステンレスメッシュフィルターを使うと、コーヒーの油分や微粉も通しやすくなるので、広がる香りと複雑な酸味が楽しめます。
つまり、2種類のフィルターを使い分けることで、味の幅が広がります。
その他の特徴
・サイズ 幅24×奥行25×高さ37.5
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●シロカコーン式全自動コーヒーメーカーは、ミルが魅力
・コーン式ミルを使った全自動コーヒーメーカー
コーン式とは固定された歯と回転する円錐(コーン)状の歯の間に豆を引き込み、低速でコーヒー豆を挽き割る方式のミルです。
従来の方式に比べてコーヒー粉の粒の大きさが均一になり、摩擦熱が少ないので豆の香りが飛びにくいとされています。
挽き目は粗挽き、中挽き、細挽きの間を無段階で調整できるとされています。
・自分好みのコーヒーの味は無限大?
挽き目が粗挽き、中挽き、細挽きの間を無段階で調整でき、かつ淹れ方もマイルドとリッチの2種類から選べるので、作ることができるコーヒーの味は無限大?ということもできますが、粒度のばらつきや再現性も考えるとグッと少なくなります。
3種類の挽き目と2種類の味で、最低でも6通りの味を楽しめることになります。
・タイマー機能付きで好きな時間に抽出が自動的にできる。
朝のコーヒーなど意外と便利なのが、タイマー予約機能です。
飲みたいときに挽きたてのコーヒーが飲めるので、時間も有効に使えます。
・給水タンクは外せるので水洗いができる
給水タンクは、脱着式なので給水しやすくお手入れが楽です。
その他の特徴
・豆を入れておくだけで自動で必要な豆を計量します。
・ステンレスサーバー
・ステンレスメッシュフィルター
・サイズ 幅16×奥行27×高さ39cm
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●象印EC-RS40とシロカSC-C122の比較まとめ
・ミル方式の違い
象印EC-RS40のミル方式は仕様に明記されていませんが、説明の映像を見る限りでは縦方向に回転するプロペラ式でシロカSC-C122はコーン式です。
それぞれの方式は一長一短がありますが、選定にミルの方式に重きをおく方にはSC-C122に軍配が上がるかもしれません。
・コーヒーの味の調節
象印EC-RS40では、粗挽きと中細挽きの2段階と淹れ方「ストロング(濃い)」と「レギュラー(普通)」の2段階で、4種類の味が楽しめます。
シロカSC-C122では、ミルの性能上挽き目は無段階、淹れ方はマイルドとリッチの2段階となっています。
挽き目が粗挽き、中挽き、細挽きの3段階が実用的と考えると合計6種類の味が楽しめることになります。
一方、淹れ方に関しては象印EC-RS40は、マイコン制御によるお湯の温度の管理を細かくやっており豆本来の味が引きだせるよう気が配られています。
味は、個人の好みに左右されるところもあるので、この項目では互角ではないでしょうか。
・使い勝手
象印EC-RS40は何と部品がすべて外せて水洗いが可能です。
シロカSC-C122は豆容器フタ、挽き目調整ダイヤル、給水タンク、フィルターバスケット、サーバー、ステンレスフィルターが取り外せて水洗いができます。
部品が全て外せるということは、それだけ組立てが面倒ということにもつながりますが、きれいに洗いたいということに重きを置きたいは、やはり象印EC-RS40ではないでしょうか。
・ステンスサーバー
どちらも真空二重構造の魔法びんなので、保温性については同等と思われます。
ただ、レビューの中にはSC-C122は、注ぐとき漏れるなどの評価があります。
象印は魔法ビンの専門メーカーなので、注ぎやすさなどはクリアされていると思われます。
また、象印EC-RS40はステンレスマグに直接注げたり、1杯抽出のときはカップでの直接受けることができるようになっているのも面白いところ。
・ステンレスメッシュフィルター
どちらもステンレスメッシュフィルターと紙フィルターの両方が使えるので同等と思います。
あなたはどちらを選びますか?
実勢価格はほぼ同じくらいです。
全体のサイズもあるかもしれません。
象印EC-RS40は横幅が大きいので、一回り大きく感じるかもしれません。
自分がどこにポイントを置くかで、選択が変わると思いますのでしっかり選ばれることをおすすめします。
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