挽き立てのコーヒーを家庭で簡単に楽しみたいと思う方には、全自動コーヒーメーカーが便利です。
全自動コーヒーメーカーにも、ガラス製サーバーとステンレス製サーバーの2種類があってそれぞれメリットとデメリットがありますが、ヒーターがなくても保温ができるということで人気になっているのが真空二重構造のステンレスサーバーです。
全自動コーヒーメーカーもたくさんあるので、どれを選んだらよいのか迷うものですよね。
今回は、4杯分(540mL)のコーヒーが作れてステンレス製サーバーの象印の全自動コーヒーメーカーEC-NA40と同クラスのシロカコーン式全自動コーヒーメーカーSC-C121とを比較してみました。
どちらも、4杯分のコーヒーが作れて、ステンレス製のサーバーです。
●ミル付き全自動で高温抽出の象印EC-NA40の人気のポイントは?
高温抽出で本格的なコーヒーの味わいを実現
マイコンを使ってお湯の通り路を予熱したりダブルヒーターにより、95℃の高温抽出を実現しコーヒー本来の挽き立ての味を実現
ドリッパーにも工夫を凝らした空気断熱層を作り、熱が逃げるのが抑えられているので高温でドリップしています。
同じ豆でも4つの味が楽しめる
挽き目の調節が「中細挽き」、「粗挽き」の2段階、さらに濃さの調整が「普通」、「濃い」の2段階にできるので合計4通りの味が楽しめます。
お手入れが簡単で使い勝手がいい
ミルケースの内部に付いた粉は、抽出時のお湯で流すので手入れが楽。
また、ミルケースやフィルターケースは外せるので丸洗いできるのでお手入れが簡単です。
水タンクも外せる構造なので、給水もお手入れもラクです。
ステンレスの魔法ビン構造により保温もばっちり
ステンスの魔法ビン構造のサーバーなので、保温がきき淹れ立ての美味しさが長続きします。
ヒーターがないので省エネにもなります。
ステンレスマグに直接入れられるので、職場に持っていくときなど便利です。
・ペーパーフィルター使用
・サイズ 幅24×奥行25×高さ37.5cm
全自動象印 コーヒーメーカー EC-NA40はこちら↓
象印 コーヒーメーカー 珈琲通 ブラック EC-NA40-BA(1台)
●コーン式が売りのシロカ全自動コーヒーメーカーSC-C121
シロカ全自動コーヒーメーカーSC-C121も4杯(540mL)が一度に淹れられて、真空二重構造のステンレスサーバーの全自動コーヒーメーカーです。
このクラスの全自動コーヒーメーカーを買おうとすると、象印のEC-NA40とどっちがいいだろうかと悩む方もいるのではないでしょうか。
人気のポイントをまとめてみました。
ミルはコーン式なので香りや味を損なわない
このクラスの全自動コーヒーメーカーに使われているミルの方式は、プロペラを回転して豆を粉砕するプロペラ式のものが多いですが、シロカSC-C121はコーン式のミルを使っています。
コーン式とは固定された歯と回転する円錐(コーン)状の歯の間に豆を引き込み、低速でコーヒー豆を挽き割る方式のミルです。
プロペラ式おり粉砕したコーヒー粉の粒度が均一になり、摩擦熱による香りや味の損失が少ないといわれています。
挽き目は歯と歯の間隔を調節すればいいので、無段階で調節できることになります。
味のチョイスは自由
コーン式のミルを採用しているので挽き目は粗挽きから細挽きまで無段階で調整でき、テイストもマイルドとリッチの2種類から選べます。
苦み、酸味、コクのどんなバランスがいいか、いろいろ試してみて自分の好きな味やいろいろな味が楽しめます。
タイマー機能で好きな時間に淹れ立てのコーヒーが飲める
割りと地味な機能ですが、タイマー機能が購入時の決定要素になる方もいます。
朝や帰宅したときなど、直ぐにコーヒーが飲めるのも便利ですよね。
給水タンクは脱着式で給水やお手入れがラク
給水タンクは取り外せるので、給水やお手入れがラクです。
保温の効く2重構造のステンレスサーバー
扱いが間違ってもい割れない、保温が効くなどで、ステンレスサーバーも人気になっています。
コメントによれば、注ぐとき気をつけていないと裏漏れするとありますが、裏漏れを前提に使いこなしていている方もいます。
ヒーターがないので、省エネになる点もいいと思います。
・豆は自動計量なので、計量する必要なし
・ペーパーフィルター使用
・サイズ 幅16×奥行27×高さ39cm
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C121(1台)
●全自動コーヒーメーカー象印EC-NA40とシロカSC-C121の比較まとめ
購入するときの判断材料としてポイントをまとめてみました。
好みの味はどっち
象印EC-NA40はお湯の温度に気を使い、高温抽出をしているのが特徴です。
挽き目と2種類のテイストで4種類の豆本来のコクのある味をしっかり楽しむことができます。
シロカSC-C121の抽出温度は不明ですが、シロカの技術でドリップコーヒーに最適な温度になっていると思います。
挽き目の無段階調節と2種類のテイストがあるので、あなたの好みの味はきっと見つかると思います。
ミル方式にこだわるならシロカのコーン式SC-C121
プロペラ式のミル方式が嫌というなら、シロカのコーン式SC-C121が良いかもしれません。
音もグィーンという感じで静かという感想の方もいます。
象印のEC-NA40のミル方式は仕様に明記されていませんが、プロペラ式と思われます。
挽き目については、挽き分けフィルターもついているので粒度もある程度均一化する工夫がされています。
割れなく、保温ができるステンレスサーバー
象印はマホービンが専門メーカーですから、ステンレスサーバーも安心して使えます。
ただ、通常の注ぎ方では完全に中味が出せず、ポットのフタを外す必要がありそうです。
シロカのステンレスサーバーは、注ぐときに裏漏れするというコメントもありです。
サイズや形状の制約がある中で、完全なステンレスサーバーは難しいようですが、あらかじめ特性を知っていれば使いこなせるものです。
割れなく、ヒーターがなくても保温できるのは大きなメリット
タイマー機能付きならシロカSC-C121
タイマー機能を購入の条件に入れるのなら、シロカSC-C121です。
残念ながら、象印象印EC-NA40にはタイマー機能はありません。
タイマー機能は使わないという方には、関係ありません。
・シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C121はこちら↓
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C121(1台)