無印良品の「豆から挽けるコーヒーメーカー」は、文字通りミル付きのコーヒーメーカーで、発売以来抜群の人気を誇り発売当初は入手まで数ケ月待ちという機種でした。
この機種を価格帯では高級機と呼ぶ方もいますが、一応2~3万円代を標準モデルに分類しても標準モデルの中でも高価格のコーヒーメーカーに分類されることには間違いありません。
無印良品のコーヒーメーカーMJ-CM1は、プロのハンドドリップを再現したともいわれています。
果たして、美味しいコーヒーができ上がるのか、使い勝手はどうなのかなどを調べてみましたので紹介します。
●無印良品のコーヒーメーカーMJ-CM1の口コミ
簡単にそこそこ美味しい(ハンドドリップに近い味の)コーヒーが出来ます
このマシンの出始めは評価も良く気になっていたところ、2万円前後で買えるようになったので購入。
タイマーは使用していないので評価していません◆良かった点。
①レギュラーコーヒーはサイホンで淹れていたので、それと比較すればセットアップが簡単です。
②デロンギのマグニフィカSを買い「カフェ・ジャポーネ」コースでレギュラーコーヒーを試したが、エスプレッソが基本のマシンでは期待した味が出ず、この無印マシンを使用してみたら、簡単な手順でハンドドリップに近い味のレギュラーコーヒーになった事。
◆改良して欲しい問題点等。(今後継続製造・販売はしないかも)
①豆が挽き終わっても暫くの間ミルが作動して煩い。センサー等付けて挽く豆が無くなったら停止するように出来ないか。
デロンギはそのコースの使用量の豆が挽き終わったらちゃんと停止する
②他の人もコメントしているが、水タンクとドリッパーが互い違いの方向に開く為、置き場所が限定される
③豆がホッパーの中に残る事が有るので、淹れる度に確認をしなくてはならない。使用している豆はシティローストで標準の炒り豆
引用:アマゾン
素晴らしい!しかし、惜しい!78点!
コーヒー屋やってますが自宅用に購入。
他の方のレビューを見ていたのでスペースの問題や深入り豆の問題も想定内。
騒音については、筐体がプラ製のものはどうしてもうるさくなりますね。
これは仕方ない。
下にクッションなどを敷くと多少ましになります。
ただ、1杯分でも3杯分でもミルが3分回り続ける?のは、この時代、マシーンとしては相当アホの部類ではないでしょうか。
プラ筐体なのでうるさいのは仕方ないとして、豆を挽き終わっているのに永遠空回りするのには、ちょっとがっかりですな。
2万円を切ることにこだわったのかもしれませんが、3万円を超えても良いので、ミルの時間やホワイトの筐体のタイプを作って欲しいですね。(ステンレスはそのままで)
ドリパーは引き出し式にして前に引く、タンクは上からなど、設計上不可能だったのでしょうか。
ちなみに製造はツインバードでした。
引用:アマゾン
●無印良品コーヒーメーカーMJ-CM1の主な仕様と機能
製品項目 | 仕様詳細 |
容量(ドリップ時最大カップ数) | 1~3カップ |
タンク容量 | 540ml |
ミル | フラットカッター式 |
フィルター | ペーパー |
サーバー | ガラス |
使用するコーヒーの種類 | 豆/挽き豆 |
挽き分け | 粗挽き/中粗挽き/中挽き/中細挽き/細挽き |
抽出コース | なし |
デカフェ豆コース | なし |
沸騰浄水 | なし |
洗浄機能 | なし |
タイマー機能 | あり |
サイズ(高さ×幅×奥行) | 234.5×14.5×28.5cm |
重さ | 4.4kg |
付属品 | 計量カップ、お手入れブラシ、コーヒーフィルター(5枚入り) |
おすすめポイントを抽出すると次のようになります。
コーヒー専門店でも使っているフラットカッターを採用
発売当初爆発的にヒットした大きな理由には、本格派のフラットカッターミルを使用していることです。
フラットカッターミルは、業務用のコーヒーミルにも使われている本格派のミルで豆を砕く歯が切ってある1対の面の間にコーヒー豆を挟むようにいれて、回転させながら粉砕する方式です。
固定歯と回転歯の組み合わせになっていて、歯と歯の間を調節することによって、挽き目を調整できます。
MJ-CM1では、粗挽きから細挽きまで5段階から選べるので、好みに応じて挽き分けができます。
挽き目の調整は、粗挽き、中粗挽き、中挽き、中細挽き、細挽きとなっています。
コーヒー豆の種類によっては、全部豆を挽き切れないで残ってしまうというレビューもありますが、その特性を知ってミルの途中でフタを開けて指で落としてやると問題ありません。
もちろん、豆からだけでなく粉から淹れることもできますし、ミルだけの使い方もできます。
コニカル式のミルに比べて挽くときの摩擦熱が少ないので、コーヒーの香りを損ねにくい特徴があります。
豆の挽き目も細かく選べ喫茶店のような美味しいコーヒーができる!
従来のコーヒーメーカーに比べても、最高で味が違います。
喫茶店で飲むような美味しいコーヒーが味わえます。
コーヒーの味は薄めのあっさりとした出来あがりなので、豆本来の味を活かすようなあっさりとしたコーヒーが好きな人は無印ファンの方にはおすすめです。
プロのハンドドリップを再現したポイントは、30秒間の蒸らし工程、お湯の温度が高くなると苦みが出やすくなるため酸味と苦みがバランスよく引き出せる87℃の温度管理、蒸らし工程で膨らんだコーヒードームを崩さない斜めシャワードリップです。
プロのハンドドリップを再現させた工夫には関心です!
設置場所が予想以上に大きいので設置場所を選ぶ必要あり
本体の横幅は14.5cmだけど、水タンクは本体右側にあるのでタンクの取り外しに10cm以上のスペースが必要。
一方フィルターの設定は左側に開ける構造なので、左側もまた10cm以上のスペースが必要で予想以上に場所を食いますが、最適な場所を選んで使い慣れてくると便利。
タイマー機能があるのも以外と便利
このコーヒーメーカーにはタイマー機能が付いているので、あらかじめ、コーヒーを淹れるセットをしておけば設定した時間に自動でコーヒーを淹れることができます。
平日の朝に出かける前に飲みたいときなどは、とても便利!
●お手入れ方法
ミル固定部
ミル固定は、ミル脱着ボタンを押して外し、さらにバスケットを外します。
電源を入れて「ミルボタン」を押すとミルシャッターが開きますので、お手入れブラシを使ってミル固定部の粉をミルシャッターの穴から落とします。
ミルシャッターの穴の下には受け皿を置いて、散らばらないようにしてください。
ミル部
ミル脱着ボタンを押しながら上に引き上げて、ミルを外します。
ミルカバーを回してミルを開けて、お手入れブラシを使ってミル内部の粉を落とします。
ミルは絶対に水洗いしないでください。
湯沸し容器、ドリッパー、ガラス容器
これらは脱着できますので、柔らかいスポンジで食器用中性洗剤を使って洗います。
●無印良品、全自動コーヒーメーカMJ-CM1の口コミのまとめ
以上より、コーヒーメーカーコーヒーメーカーMJ-CM1は、次のような方に向いています。
・ミルは多少手入れが面倒でもプロペラ式でないものに魅力を感じている方
MJ-CM1のミルは、フラットカッターミルといって、向かい合った歯の間でコーヒー豆を粉砕するものです。
・タイマー機能があるものを探している方
発売当初は、定価が3万円を超えていましたが現在は2万円を割る価格になっていますので、割安の全自動コーヒーメーカーといえます。
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